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ロベログ
日々の生きてる証として、毎日のつまらないことをつまらないまま書いてます。
想像力の壁
今回の日記は、あまり読後感がよくないと思うので、読まないほうがいいかもしれません。一日、自分について延々と考えたことを書きました。




今日ふと、やっぱり僕は自分にバカ正直に生きる人間なのかもしれないと思った。
あかん、それは違うと思ったことは断固として言うとか。

高校の時分、寮生活をしていたのだが、寮の先生の言ってることが明らかにおかしいと思ったので、はっきりと面と向かって「それはおかしいです」と言った。その先生は、迫力もあって腕っぷしも強い。だから、どんなに普段やんちゃしてる奴もみんな、陰で文句を言いつつも、長いものに巻かれろで無条件に言うことを聞いていたように思う。それが、普段はおとなしいはずの「優等生(←他薦で寮役員をやったことがあるという意味で)」であった僕が口答えしたのだから、そのときは寮中に響き渡る声で怒鳴りつけられた。そんでもって人格否定の罵声。おまえは将来犯罪者になる、とも(笑)おまけにその日の寮の全体集会で、名前は挙げられなかったが暗に分かるように、非難もされた。

そのあと、本当の友達というものは、「大変やったな」とか「勇気あるなw」とか声をかけてくれたが、「優等生(←学業成績が全体で2,3番目)」のクラスメートは「(軽蔑の眼差しで)なんで口答えなんかしたん?アホやな。そんなん言わなかったら怒られずにすんだのに」と。この言葉には心底落胆した。思ったことをなりふり構わず言うのは、確かにアホかもしれない。それに確かに我慢できるほどの不条理ではあったのだけど、これは言わなければと素直に思ったことを正直に言ってはいけないのかと… 悔しかった。本当にそこで、僕はその先生と議論してもいいのだ。そこで、相手の言葉に納得できたならそれで満足なのだ。だから、ただの反抗期ではないよ(笑)僕は、自分の蓄えた知識と経験から自分の頭で考えて、判断したかっただけ。

今、読んでいる『知的生活の方法』の第1章に、「わからないものをわかったつもりにしない。わからないものはわからないと自覚する。そして、先生に質問するなり、書物で徹底的に調べたりするべき。そこを自分の思いに不正直になり、誤魔化してしまうと、そこでぱたりと進歩しなくなるのだ」といった内容のことが書いていた。すごく自分に響いた。

今年の春から働くけど、もし自分の意見が全体として感情的に潰されてしまうのなら場所を変えるまでだと信じている。組織が健全であるためには、個々の尊厳を認めつつ自由に意見が言えなくてはならないと思う。しかし、はっきりと言えば自分の意見が必ず伝わるとは思っていない。相手には相手の背景があり、思考がある。または、無知と想像力の無さから話が通じない、または取り合ってもらえないかもしれない、ということは知っているつもりだ。ただ「全体主義」ではいけないのだ。いろんな考え方があることを認めてほしいし、とりあえず聞いてほしかった。その上で、あなたの言い分とぶつけましょうよと。



僕は、他人に対して想像力の働かない人が苦手だ。

僕が予備校に通っていたとき、ある国語の講師がいた。ある日、人身事故によりJRなど鉄道が30分以上も遅延してしまった。一限目に国語があると、当然事故の影響で遠方からの人は遅刻してしまった。その教師は、時間に厳しく、遅れてきた生徒達を大声で罵倒した。僕は、それを遠巻きに見て吐き気がした。また別の日、僕のところに緊急の電話があり、その国語の授業をどうしても早退せざるを得なかった。そのときもその講師は、ただただ感情的に「途中で抜けるんなら授業にでるんじゃねーぞ!」と。その人がなぜそういう行動になったのかをこの人は全く聞かない。相手とコミュニケーションをとろうとしない。自分の頭の中の情報だけで決め付けてしまう。思考がそこでストップしてしまっている。言い訳じみたことをいちいち聞いてられんやろ~、という意見もあるかと思うが、僕はこういう人を「頭が悪いな」と思ってしまう。

他にも、例えば駅前に自転車を違法に駐輪している。そしてそれが、点字ブロックの上であったりする。ある人は、「みんながやってることだから、いいじゃん。なんで、私だけが言われなきゃいけないの?」と言ったりした。点字ブロックが塞がってると困る人のことが想像力の上にないのだ。ただその人は、面倒だからそこに停めただけ。自分のことだけしか考えていないのだ。

僕も、めんどうくさがりな性格だし、相手の一面を見て決め付けてしまうところがあると自覚しているつもり。僕も自分勝手なところがあるから、ほんとに自戒しなければ。
そして、想像力のない人が苦手なのは、そういった自分の弱点が好きでないことの表れではないかと思っている。



また、無知であることは結構罪なことであると思う。これも苦手だ。

ある国会議員が言った
「阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/903452.html
http://obiekt.seesaa.net/article/31798228.html

この発言は、社民党の阿部知子衆議院議員のものだ。しかし、当時この自衛隊に命令を出すべきはずの人間は、この議員の上司である村上首相である。
ここ数日、地震の話ばかりで申し訳ないが、この地震を経験した人なら皆知っていると思うけど、この村上首相は地震があったことをテレビのニュースで知り、また自衛隊からの救助の要求にも当初耳を傾けず、被害状況を把握しようとせず、アメリカなど海外からの救援も拒んだ。結果助かったはずの多くの命が犠牲になったのだ。つまり、これは明らかな「人災」。
それなのに、東大理Ⅲまで卒業したはずのこの議員は、全くその事実を勉強しないで、間違ったことをのうのうと言い、それに自分たちのイデオロギーばっかり主張した。被災者として心底腹が立つ、というところを通り過ぎてあきれてしまった。これまた、自分のイデオロギーに固執して、それにあわせて世界を歪めて見てしまうらしい。想像力が足りないことに繋がってくると思う。

無知は時として人をひどく傷つける。無関心もまた同じ。政治に無関心でいると、このような議員がいる政党が政権をとり、無能な首相が生まれ、時に多くの人の幸せ、そして命までもなくなってしまうことがあるのだ。僕は絶対に忘れない。そして、もっと勉強してやる。


とりとめのない文章だけど、今日一日あれこれ思案して胸がモヤモヤいてたのだが、こうやって書くことで落ち着いてきた。
想像力をフルに使って、そして自由に自分を表現して生きていきたい、とそう思っただけ。

この文章を読んで気分を害してしまったのなら、ほんとに申し訳ないです。そして読んでくれたなら感謝感謝。
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